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郵便振替「コンビニ兼用」の取扱票用バーコードについて

郵便振替取扱票,Pickup,バーコード

前提条件:コンビニ決済を行うには、「お寺さんと収納会社」との事前契約が必要です。

収納会社-----SMBCファイナンス電算システムなど

※収納会社によって出力方法が異なりますので、収納会社の担当者様とよくご相談下さい。
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この事前契約のハードルが少々高いかもしれません。
また、収納会社へは手数料(160円/件)のほかに基本料金が別途かかりますので現状では少人数の少額集金システムにはまったく不向き(不経済)です。

※基本料金は収納会社により異なります。

寺院コムでは『取引が生じた月に』月額10,000+消費税を基本料金として収納会社(SMBC)に払っています。
※つまり毎月使うと年額12万円もかかるということです。

例えば 5,000円を100件からコンビニから集金したとした場合、

『入金額500,000円』から『手数料16,000円』+『基本料金年額155,000円(消費税込)』+『郵送費用82円×100件=8,200円』、、、、となると差引355,800円となります。

さらにそこから手間(事務員様の人件費)や印刷コスト等もかかりますので、1年(12ケ月)かけて回収すると手元にあまり残りません。

そのため、年1回にする、、、というシステムにするわけですが、基本料金を支払う月をなるべく減らすために「振込有効期限」という項目を記載します。

有効期限はシステム内で設定できるのですが、実際に設定するともし有効期限切れの場合、コンビニで支払いトラブルが予想されますので、実際には印刷の表向きだけで中身(本当の有効期限)は設定しません。

コンビニ兼用用紙のご注意点

(1)「支払いされる人が備考欄に何かを書いてもその内容は、お寺さんには伝わりません」

→ゆうちょ銀行の場合は、振替取扱票を郵便局でスキャンされ、後日 払込票のコピーが郵送でお寺さんに送られてきますが、コンビニ払いの場合はセンターから数字データが送られてくるだけです。送金者が備考欄・通信欄に書いてもお寺さんには伝わりません。

(送られてくるデータは、契約している収納会社により若干異なりますが、「日付」「家番号」「金額」(明細種別コード・受注番号 等)などです。)

(2)「金額訂正ができません」

→コンビニでは、レジでバーコードを読み取って処理いたしますが、バーコードには金額情報も印字しなければいけないため、金額変更はできないのです。(コンビニレジ担当者が金額変更することもできません。)
そのため、塔婆申込書や任意金額寄付金などには使えません。

その他

コンビニバーコードには「自由に使える桁が17桁(金額桁や支払期限などを除く)」あるので、沙羅統一コード(仮称:沙羅コンビニコード)を作っているところです。
※実際には請求番号・寺院番号・家番号・商品(科目)コードなど。

※番号リンクだけのため、収納代行会社には氏名はわからないようになっているそうです。

送金者さんがコンビニで支払うと、数分後に「速報」が入るらしいです。
(CSV速報リアル還元サービスはオプションです。うちは別に数分後でなくてもいいので、翌日連絡の通常サービスを利用しています。)

他に必要な機材(1):バーコードリーダー

※バーコードリーダーがなかったので、AMAZONで「Symcode社MJ-4000」というのを見つけて注文しましたが、QRコードは読めるものの、GS1-128は読めず!
結局、メディア九州さんのサイトでSD-120 を取り寄せました。SD-120 バッチリです。
安価でシンプルです。(※印字テストにバーコードリーダーは必須なのです。)

・・・ふと、「iPhoneアプリでないんかな???」

探したらありました。mobiscan(mobi-scanという名前のものと混同するので注意)
360円でダウンロードし、試したところ、普通に読めました。

←ここから購入できます。

・・・ということは??

読み取りテストで使うだけなら、スキャナー買う必要なかったですかね???

※連続してそのまま処理するには、スキャナに比べてちょっと使いにくいですが、読み取り結果を一括してデータとして送れます。
これは、いろいろと使いみち が広がりそうです。

他に必要な機材(2):レーザープリンタ

レーザープリンタは必須条件です。

追記:コンビニ兼用の場合、「住所・氏名・電話番号」非表示がおすすめです。

コンビニレジで扱うようになりますと、レジで「住所氏名が記載されたものが店に保管される」ということになりますので、プライバシー漏洩が少々心配です。

※コンビニ払い可能用紙の場合は、プライバシー・個人情報保護のため、住所等は印字しないようになってきているそうです。
その代わり、「請求書番号」のような一意の記号番号を印字しないといけません。
(どなたから入金されたのかを確認するために必要です。)

寺院コムでは、ゆうちょ銀行に「私製承認申請」とともに「住所等非表示に関する届け出書」を提出いたしました。

コンビニ払いはとても便利ですが、印刷失敗リスクもありますので、導入するには細心の注意が必要です。

『業務がしっかりシステム化された年商〇〇百万以上の会社向け』だと思われます。

現実的には『職員さんの人件費をペイしてでも導入価値がある、、、、→→ 総金額が200万円以下では、あまり導入メリットはないのでは?』と思われます。

今後はコンビニ払いよりも『QRコードを印字した決済サービス』(LinePayなど)が普及するのでは?と思います。

※次期沙羅では、「案内用紙にQRコードを印刷」を進めていきます。