環境変数テンポラリーフォルダ(TEMP/TMP)を変える

遅さを改善

Windowsの出始めの頃、、、、『作業フォルダ』が漢字になっているといろんなソフトでエラーを起こしていました。

「ファイル名は半角英数字で8文字以内でつけるのが常識」という私たちMS-DOS世代にとって、Windowsインストール時に初期設定でユーザー名を漢字で登録することは考えられませんでした。(今も内心は漢字はオススメしてません。特にサロゲートペア漢字(CJK統合漢字拡張など)は絶対に決して使わないでください。)

当時「パソコンが具合が悪い」と企業に訪問してメンテナンスをする時に真っ先にやることは、作業フォルダに何か変なものがないかの確認でした。

そして、当時それでよくやったことは、(そのパソコンは1アカウントでしかログインしないことを前提)

(1)今のユーザーフォルダは無視して、新しいフォルダ(C:\Temp)をCドライブ直下に作り、

(2)そのフォルダは全員書き込み可能にして、

(3)コントロールパネルの「システム」▶「詳細設定」

でユーザー環境変数

TEMP ▶ C:\Temp
TMP ▶ C:\Temp

に変えて、(今はCやなくて、SSDの常時接続の別ドライブがもしあれば、そっちの方がいいかもしれませんですね。)

(4)再起動

という手順です。

業務ソフト以外は使わない、、、ということでしたら、この方法がいいかと思います。
(バックグラウンドで何かソフトが動いる場合、この処理をしたらダメです。)

※通常、作業フォルダ内のフォルダは終了時に削除されるはずですが、そのフォルダの中に溜まっていたり、フォルダが壊れてたり、、、ということがよくあったんです。

今もこの方法が通用するか、(、、、通用するかもしれません。)

沙羅の家別過去帳を開くのにとても時間がかかる、、、、という場合は、作業フォルダが壊れている(ウィルス監査)可能性があります。ご連絡ください。