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寺院セミナー in 名古屋 2017 【主催:小堀&寺院デザイン】【終了しました】

記事など

※このイベントは終了しています。

寺院セミナー in 名古屋(株式会社小堀・株式会社寺院デザイン 共同開催 vol.9)

多数のご参加ありがとうございました。

◇日時      6月27日(火曜日)午後1時30分~
◇場所      TKP名古屋ビジネスセンター7階大会議室4階
(〒453-0015  愛知県名古屋市中村区椿町1-16 井門名古屋ビル)

JR『名古屋駅』、近鉄『名古屋駅』、名鉄『新名古屋駅』徒歩1分
アクセスマップはこちら。

◇定員   60名
◇参加費  10,000円/1名につき(税込)
◇参加対象 ご寺院様限定

以下、パンフレットより転載↓

テーマ:仏教への提言、そして葬式仏教への提言

厳しい環境の中にある日本仏教

お寺をめぐる環境が、年々、厳しいものになっているのは、誰もが感じていることだと思います。

家族葬・直葬の増加をはじめとして、イオン・アマゾン問題、寺院消滅問題など、様々な問題が表面化しつつあります。教化の現場からも、「墓じまいをしたいと檀家に言われた」「法事の件数が減っている」「お布施の金額があきらかに下がっている」など、様々な声が聞こえてきます。
寺院活動が、10年前、20年間のようにはいかないということは 、誰の目にも明らかです。

こうした流れを何とかしたいと、イベントなどでコミュニティ活動をするお寺も増えてきました。しかしコミュニティ活動が、なかなか信仰や仏事につながらないのも現実です。

時代にあわせて変化できるのが日本仏教の底力

代は既に、「やるべきことをやっていればいつか必ず道が開ける」という段階ではありません。本当に必要とされるお寺になるためには、お寺自身が変わらなくてはならないのです。
日本仏教は長い歴史の中で、時代時代にあわせて変化し続けてきました。

鎮護国家の仏教として始まった仏教は、鎌倉新仏教で個人の信仰を深化させ、さらには家の宗教に変化してきました。江戸時代の寺請制度が無くなっても、戦後に農地解放があっ
ても自ら形態を変化させて生き残ってきたのです。

時代にあわせて変化できるのが、日本仏教の底力だと言えなくもありません。

現代も仏教にとって大きな時代の過渡期であり、変化が求められる時代になってきました。

だからこそ、今、人々が何を考えて、何を求めているかを知ることがなければ、時代の流れに押しつぶされてしまいかねません。

仏教の外からの視点が無いとわからないこともある

回の寺院運営セミナーでは、『仏教タイムス』の工藤信人編集長と寺院デザインの薄井秀夫代表を講師に迎え「仏教への提言、そして葬式仏教への提言」について講義していただきます。

工藤氏は、長年、『仏教タイムス』の記者をつとめ、伝統各宗派の取材だけでなく、新宗教など、幅広い取材活動を続けてきました。各宗派各寺院の活動の取材は言うまでもなく、その時その時に問題になっているテーマにもとづいた特集記事も定評があり、今年の元旦号に掲載された「僧侶派遣の現状と背景を負う」は各方面で実に大きな話題となりま
した。

今回、工藤氏には、これまでの取材活動を踏まえ、仏教内部の人では気づくことのない現代寺院の問題点などを指摘していただき、今後のお寺のあり方について提言をしていただきます。

また寺院デザインの薄井代表は、日本独自の葬式仏教は決して批判されるべきものではないこと、むしろ 人々に寄り添うための一形態として仏教が葬式仏教化したのだと提唱し続けています。

今回はその薄井氏から、葬式仏教はまだまだ改革していく点がたくさんあること、人々の声を真摯に聞くことができさえすれば今後進むべき道が開けてくるということをお話しいただきます。

今回のセミナーで、工藤・薄井の両氏から、現代の仏教が抱える問題点と今後進むべき道について聞くことは、現在それぞれのお寺が直面している問題の解決に、ひとつの方向性を得ることができると思います。

ぜひ皆さんにもご参加いただければと思います。

主催:株式会社小堀/株式会社寺院デザイン
後援:名古屋禅センター/寺院コム 沙羅開発室