どのような順序でデータ入力していただくか・『地区』についての考え方など

基本,名簿から

※地区は必須項目ではございませんので、特に地区割りをされていない場合は入力しなくても結構です。空欄でも構いません。

「地区名」というのは、昔の呼び名・集落名や略称のことで、例えば地区ごとに役員さんを決めていたりする場合、その通称地区のことです。
(他府県など遠方の場合は、「遠方」「東京」など使いやすい言葉で入力してください。)

まず「地区名」などのマスターを入力いただき、次にお檀家さん・ご門徒さん・信徒さんなど「世帯主」を入力していただいてから、「過去帳」や「出納帳」を入力する・・・という方法が便利です。
(※地区名は後からでも入力できますが、もし「集落ごと」の分類があれば事前に入力した方がいいかと思います。)

地区名の項目は、短冊などにも印刷されます。

世帯主の名簿を整備されることが、まず第一です。
地区別に順序良く世帯主名簿を入力するのがベストだとは思いますが、並び替えや検索ができますので、特に入力順(家番号)にこだわる必要はございません。

過去帳の入力について・・・

年度別過去帳をまずご入力いただくのが便利です。
しかし、もしすでに家別過去帳(台帳)があれば、家ごとに入力していただく、、という方法も便利です。

どの順番でいつの時代から入力しても、並び変えることができますが、例えば昨年の分から「一日一年分」のように入力していくのをお勧めします。

もちろん過去帳を見ただけでは、「どこの家の仏さまか?」わからないこともあると思います。その時は、その過去帳に書かれている施主名を施主名の欄に手入力してください。
「過去帳をそのままコンピュータに写す(家がわかれば家を選ぶ)」が基本です。

また、昔の字でPCにない文字、わからない文字はそのまま「空白スペース」を入れて入力してください。一通り終わった後でお時間のあるときにゆっくりと漢字を探してください。

一通り入力が終わったら、お檀家さん・ご門徒さんに「家別法名表」を印刷しお配りして、チェックしていただくことをお勧めします。
その際に入力が抜けている法名・誤字脱字をお檀家さん・ご門徒さんに記入していただいて、数週間後に回収して、入力していただくと完璧な過去帳が出来上がります。

出納帳だけをお使いの場合も、まず世帯主名簿を整理してからお使いください。