業務用のクラウド利用について思うこと
業務用で使う会計ソフトや販売管理系の基幹システムまで共通クラウドのものを使うとなるとちょっと話は変わってきます。
うちは使いません。
販売管理ソフトも自社開発(質素な自作ソフトですが)でやっています。
例えば、システム会社が1000社のクラウドシステムを販売していたとすると、
(1)デベロッパーは、その1000社のデータ分析やログ解析をするのではないか?
・売上高はいくらか?
・得意先別の件数は何件か?
・〇〇比率はどのくらいか?
・システム利用頻度はどのくらいか?
※もちろん手動解析ではなく、自動解析だとは思いますが、、、。
★利用規約があれば一度文面を読んでみてください、なかなかコワいことが書いてあることがあります。
守秘義務が法律によって定められている会計士さんや税理士さんだったらまだしも、、、ですので、ちょっと躊躇します。
(2)何かバグが出た時は実際のデータでテストするのではないか?
・データ漏洩はしないでしょうけれども、必然的に担当者は必ず見ます。
(うちもそうですが、見るのは私一人です。⇒企業であればたぶん開発・デバッグ・サポートチームだと思います。)
・プログラム上のバグもあれば、データ上の問題に起因する原因もあります。
・他のクライアント上データでもテストをするでしょう。
開発者・スタッフと懇意ならばまだしも、、ちょっと躊躇します。
(3)グループ会社でデータ共有されるのは?
、、、、のようなことです。
クラウドシステムのメリットは、元のプログラムを変えれば、全ユーザーに反映されるのでとても効率的なのでしょうが、(SaaS は1システム・マルチテナント)データは一元管理が多いと思われます。
おまえは古いなぁ、頭がカタいなぁ~と言われればそれまでですが、、、
別にわざわざクラウドにしなくても、VPSとかオンプレミスでもいいのでは?っていうのが本音です。
個人事業主のセコいサガ、、です。
ということで、、、、
シンサラはデータをクラウド上のサーバー(Azureなど)にも置けますが、
データベースそのものは、「その寺院専用のサーバー・専用インスタンス」で、共有はできません・していません。